レクイエム破壊作戦
レクイエムでプラントアプリリウスを破壊したジブリールは
続いてザフト軍要塞メサイアを陥落させ、中立国オーブを焼き払った。
疲弊したプラントは自ら地球軍に無条件降伏を申しいれ、戦争は終わったかに見えた。

〜ドミニオンブリッジ〜

ナタル「そろそろジブリール氏の演説が始まる。艦内に流せ。各員可能な限り聞くようにと。」
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ジブリール「顧みろ!この戦争は、地球圏の静謐を夢想した一部の楽観論者が招いたのだ!
       コーディネイターが引き起こしたブレイクザワールドを見るまでもなく、
       我々の地球は絶えずコーディネイターの侵略の危機に晒されているのだ。
       地球!この宇宙のシンボルをゆるがせにしないために!私は決心した!
       地球!力を再びこの手に取り戻すため!全コーディネイター抹殺計画の実行を宣言する!」
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ネオ「な・・・なんだと・・・・!」
ナタル「コーディネイターを全て滅ぼすなど・・・本気で言ってるのか・・・・!」
ムルタ「ま、彼のことです、驚きはしませんがね」
ナタル「アズラエル理事も、同じお考えなのですか・・・・!」
ムルタ「そんなに怖い顔しないで下さいよ、まぁ僕はブルーコスモスの盟主ですからね、
    遺伝子操作で生まれてきた者は間違った存在で、
    そんな化け物との共存は当然無理、滅ぼすしかない、それが正しいと思ってきました。
    でもね、あのこ達とこの艦で一緒に生活して、それを見てきた僕には、
    もう今までの考えを肯定することができなくなってしまいました。」
ネオ「ステラたちですか・・・」
ムルタ「ま、いまさらそんなこと言っても地球軍はジブリールの支配下です。
    まさか、この艦だけでクーデターでも起こそうって言うんですか?」
ナタル「・・・私は軍人です!理事の命令であればこの命、惜しくはありません。」
ネオ「俺もです。」
ムルタ「でも僕は、勝てない戦いに死んで来いって部下に言えるほど鬼じゃありませんよ。」







Ignited
オルガ「聞いたぜ、おっさん」
ムルタ「きみたち・・・」
クロト「いまさらよわっちいコーディネイター倒しにいくなんて無しだからね」
シャニ「やるならオオモノ」
ステラ「ステラも、ステラもー!」
アウル「クーデターなんてすっげーワクワクすんね」
フレイ「あの、私も、」
スティング「全員一致だな。」
ムルタ「はいはいはい、わかりましたよ、ほんとに君たちの我侭には困ったものです。」
ナタル「アズラエル理事!」
ムルタ「そうと決まれば急ぎましょう、もういつレクイエムがプラントを撃つかわかりません。」
ネオ「ハ!」
ナタル「目標!月面ダイダロス基地!機関最大!ドミニオン発進!」
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〜ダイダロス基地〜
ジブリ「ハッハッハ、笑いが止まらんなぁ、後はプラントから資産を接収したら全員レクイエムで・・」
オペ子「閣下、ドミニオンから全周波数に向けて緊急メッセージ発信されています。」
ジブリ「ん?どういうことだ?」
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ムルタ「地球軍全軍に告ぐ、私はブルーコスモス盟主。ムルタ・アズラエル!
     我々が求めている平和とはいったいなんなのでしょうか?
     ナチュラルはコーディネイターと共存できないほど愚かな種なのでしょうか?       
     確かに、コーディネイターと戦うことは無くなります。
     しかし!敵であるものを全て滅ぼすような世界作ってしまえば、
     次に敵とされ滅ぼされるのは貴方かもしれません!
     敵を滅ぼすだけでは永遠にこの世界から戦争は無くならない!
     我々は、進化しなければならない!戦争を必要としない!新たな種に!!
     この声の届く者!我に続け!!ロード・ジブリールを討つんだ!!!」
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ジブリ「アズラエルめ!何をふざけたことを!」
オペ子「ドミニオン、高速でダイダロス基地に接近しています!」
ジブリ「直ちに防衛線を張れ!反逆者を皆殺しにしろ!」







Zips
〜ドミニオン〜
フレイ「ダイダロス基地から戦艦、モビルスーツの発進を多数確認!
    本艦に向かってきます!数・・・お、およそ六百!」
ムルタ「ま、突然言われても、はいそうですかって聞いては貰えませんよね。」
ナタル「総員、第一戦闘配備!対艦対モビルスーツ戦用意!」
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オルガ「600だってよ」
クロト「じゃあ一人100匹だね」
シャニ「フッ」
ネオ「おっと俺を忘れて貰っちゃ困るなぁ」
ステラ「えーっと、えーっと。」
アウル「割らなくていいよ」
スティング「ほらいくぜ」
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ナタル「目標レクイエム!最短ルートを選択!中央を突破する!増援が来たら終わりだ!
    モビルスーツはドミニオンの進路を確保を最優先とする!雑魚に構うな!」
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ネオ「ネオ・ロアノーク、ウィンダム出るぞ!」
スティング「スティング・オークレー、カオス、発進する!」
アウル「アウル・ニーダ、アビス、出るよ〜」
ステラ「ステラ・ルーシェ、ガイア、出る!」
シャニ「シャニ・アンドラス、フォビドゥン、行くよ」
クロト「クロト・ブエル、レイダー、出・撃!」
オルガ「オルガ・サブナック、カラミティ、行くぜ!」
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ナタル「ミサイル発射管一番から六番にアンチビーム爆雷装填!
    即時発射!後続にウォンバット!七番から十二番にはコリントス装填!
    ゴットフリート、ヘルダート一番二番!撃てぇっ!」
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アウル「へへーんだ!(チュドーン)そっち行ったよネオ!」
ネオ「させるか!(チュドーン)艦から離れてるぞクロト」
クロト「瞬・殺!(チュドーン)オルガ!こっちの固まってる奴やってよ」
オルガ「オラオラオラオア!(チュドーン)そのリフレクター付き頼むぞステラ」
ステラ「ウエーイ!!(チュドーン)スティングあれ落として!」
スティング「まかせろー!(チュドーン)今だシャニ!」
シャニ「フッ、(チュドーン)アウル後ろ」
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ナタル「れ、連携している・・・強い・・・」
フレイ「敵モビルスーツおよそ五百に減少」
ムルタ「やればできるじゃないですか」







INVOKE
スティング「ったく、次から次へと。」
アウル「あーもう!きりが無い。」
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オペ子「第四、第六機動艦隊、全滅!!ドミニオン!なおも接近中!」
ジブリ「なにぃ!たった数分で2艦隊が全滅だと!?
    ふん!悪あがきを!たった1隻でこの戦力差をどうしようというんだ!」
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フレイ「左舷、ミサイル来ます!」
ナタル「回避ー!・・・・・くぅっ!これでは!」
ムルタ「このままでは辛いですね・・・」
フレイ「右舷、ミサイル!直撃来ます!」(チュドーン)
ナタル「ぁ・・・・・後方から弾幕だと?」
ハルバートン「第八機動艦隊からドミニオンへ、これより貴艦を援護する」
ナタル「ハルバートン提督!」
ハルバートン「滅ぼすばかりでは良い時代が来んからな・・・・・。
        全軍に告ぐ!我らの敵はただ一つ!
        ロード・ジブリールを倒し!真の平和を取り戻すのだ!」
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〜基地指令部〜
ジブリ「なんだと!血迷ったかハルバートン!」
オペ子「第七機動艦隊及び旗艦ワシントンまでも本部に転進してきます!」
ジブリ「ええい!デストロイ全機発進させろ!アレも出せ!」
仕官「あの生体CPUはまだ調整がうまくいっていません、」
ジブリ「レクイエムを撃つ時間が稼げればいい。
       ヴァーチュを用意しろ。アルザッヘルに向かう・・・」
オペ子「APUオンライン、カタパルト接続、パワーフロー正常、
       CPU-RLK機プロヴィデンス、発進どうぞ」
RLK「グフッ、クックックック」
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ネオ「ん?なんだこの感じは!?」
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Meteor
〜ドミニオン〜
ナタル「バリアント一番二番!撃てぇ!」
フレイ「第六区に新たなモビルスーツ!これは!デストロイです!」
ナタル「フォヴィドゥン、レイダー、カラミティーはデストロイを叩け!」
フレイ「月基地からの離脱艦有り!あれは・・・ジブリール専用艦です!」
ムルタ「あれを行かせるなぁ!」
ナタル「機関最大!目標!アークエンジェル級三番艦!ヴァーチュ!」
ジブリ「ハッハッハッハ!この艦に追いつけるものか!まもなくレクイエムは発射される!
    もう止めるすべはない!私の勝ちだな!アズラエル!」
ムルタ「くっ・・・!ジブリールゥ!!」
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〜第四区宙域〜
反乱艦「モビルスーツ急速接近!!」
RLK「クッククク」(ピュンピュンピュンピュン)(チュドーン)
ネオ「こいつ・・・!ザフトのプロヴィデンスだと!!?・・・・何者だ!お前は!」
RLK「グフフフ、ムッムッムウゥゥゥ」(ピュンピュンピュンピュン)
ネオ「くっ!ドラグーンか!くそ!」
RLK「ハハハハハハハハ」(ピュンピュンピュンピュン)
ネオ「ぐわぁ!!」
ステラ「ネオ!」
RLK「ギギギギギギ!」
スティング「ネオ!ここは俺たちに任してさがれ!」
アウル「コイツ!ネオをやったな!」
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〜ドミニオン〜
フレイ「ウィンダム帰投します!被弾あり!」
ナタル「なに!」
ネオ「くっそー…あの機体…も、もう一度…」
ナタル「報告は後です!整備班!緊急着艦用ネットを!医療班待機!」
ジブリ「いいざまだな、ドミニオン!ムルタ・アズラエル、貴様の幕は私が引いてやろう!
    ローエングリン照準!・・・・・・撃てぇ!」
フレイ「艦長!」
ナタル「回避ぃー!」
フレイ「駄目です!間に合いません!」
ネオ「へっへっへ、またやっちまったな、ナタル、一緒に居られ・・・」(チュドーン)
ナタル「・・・っ!!ぁ・・・・大佐ー!!!」
ジブリ「な、なんということだ・・・・!」
ムルタ「・・・・君の負けです・・・ジブリール・・・」
ナタル「・・・・・ローエングリン照準・・・・・・撃てぇっ!!!」
ジブリ「う゛わぁぁぁぁ!!!!!」(チュドーン)
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ステラ「え?ネオ?・・・どうしたの?・・・ネオ!ネオ!ネオーーーーー!!!」
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